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設置者の挨拶

設置者の挨拶

私が幼稚園・保育園での勤務経験を積み、自身で園を設立したのは約20年前のことです。働きながら子育てをした自分自身の経験を生かし、また保護者の立場から見た理想の保育園像を常に意識しながら色々な試みや努力を続けています。子ども達の安全を第一に考えつつ、しつけはもちろん子ども達に色んな刺激や経験を与えられる環境作りを目指しています。

各園では日本語や日本文化の継承を大切にしつつ、なおかつ数年前からは日常保育の中に英語も多く取り入れはじめています。柔軟性の高い幼少時に英語に多く触れることで、正しい発音・英語のリズムを体得してもらうためです。子ども達は楽しみながら英語の歌を歌い、踊りながら覚え、英語を話す日本人スタッフ・英語がネイティブの保育スタッフ・プロのネイティブ講師との交流を通して自然に英語力を身につけていきます。園の子ども達にとっての「英語」は、パパやママを苦しめた受験科目の1つではなく、楽しいコミュニケーションの手段として位置づけられております。今後も子ども達には日本の文化を大切にしながら、英語を通して国際社会に大きく羽ばたけるように成長してほしいと願っています。

また、保育園と同時に高齢者介護施設も10年前から運営しています。着手したきっかけはちょっとした出来事でした。あるとき園児が散歩中に公園で高齢者に話しかけられて突然泣き出してしまったのです。きっとその子は「しわ」がたくさん入った高齢者の顔を見慣れていなかったのでしょう。泣き出した子の気持ち、また泣かれてしまった高齢者の気持ち、どちらを考えても心が痛みます。そしてそれは核家族化が進む日本で、子ども達と高齢者が触れ合い交流を図れる場を作る必要性を強く感じた瞬間でもありました。

現在、当園の子ども達は系列の高齢者施設の入園者と定期的に交流を持っています。そのため幼いときから高齢者を見慣れており、顔を合わせても泣き出す子どもは一人もいません。高齢者は子ども達から元気なエネルギーをもらい、子ども達は高齢者をいたわる優しい気持ちを育むことができるのです。今ではお互いに会える機会をとても楽しみにしているようです。

子ども達を取り巻く環境は常に変化しています。その時代に合った保育を子ども達に提供することが私の使命だと感じています。保護者の方々とのコミュニケーションを大切にしながら、これからも子ども達の成長を見守っていきたいと考えております。

まだまだ発展途上の園ではありますが、よろしくお願いいたします。

飯倉 妃美子